奥伝の調整法 脊椎・骨盤の六大調整法 その五

※身体の痛みや不調は様々な原因によって起こります、その痛みや不調には重篤な病気が隠れている可能性があります。したがってまずは医療機関おいてしっかり検査したうえでの施術をお勧めいたします。向山整体センター

身体の不調にお悩みではありませんか?

頭痛が酷い・・・肩がこる・・・首が痛い・・・肩が痛い・・・腕がだるい・・痺れる・・・

ぎっくり腰をくりかえす・・・腰が疲れやすい・・・ぎっくり腰をやってから腰に違和感が・・・

坐骨神経が痛い・・・膝か痛い・・・足の甲が痛い・・・踵が痛い・・・

こんな身体のお悩みも当センターの施術で解決できます!!

当センターでは、施術法として具体的に下の様な施術法を行っています。

施術法①

奥伝の調整法と言う独自の方法で身体の各関節を調整し歪みを正し、硬くなった筋肉をほぐすことにより血流を良くしてお悩みの症状を改善いたします。

施術法②

ゴムバンド療法といい、ゴムチューブを使った自己療法を兼用することにより、重い症状も早期改善させます。

奥伝の調整法(当センターの手技)

オステオパシー、カイロプラクティックを学び研究し、骨盤調整法(村山勝、佐々木 正)奥伝の関節医学(熊坂護)それぞれの流派を修め伝承された先生方から奥伝の許しを頂き、それらの技術に足伸法、楽健法、肘圧整体、などを加え二十年間の施術経験と自らの創意工夫を凝らして完成したのが当センターの手技で「奥伝の調整法」であります。大きく分けて骨格調整、筋肉調整、リンパ調整、この三つから成り立つ、他とは大きく違う特徴としては、ベッドでなく布団を使用することで足技を容易にし患者の固定や各部の押圧が安全に行える点である。またもう一つの特長に、患者の呼吸を読みながら調整時に気合を入れる作法がある、これは随所で気合をいれるのだが、特に要である仙腸関節と胸鎖関節の調整では気合を入れることによって集中力が増し調整が容易になる。このように奥伝の調整法は、伝統療法の関節技を究める事により慢性痛はもとより病名にとらわれず成果をあげてきた。

奥伝の調整法 脊椎・骨盤の六大調整法 その五

胸鎖関節と鎖骨の調整法

手を使えば手の筋肉が拘縮する。拘縮した筋肉は上行して上腕、肩峰から首筋にまで影響する。この時の肩こりは、肩の上部であるが、肩甲挙筋、大胸筋などに波及し、上肢の要である胸鎖関節に変位をきたす。胸鎖関節は仙腸関節同様、一般には理解されていない盲点ともいえる箇所である。

実はこの胸鎖関節変位が「肩こり」に重要な影響をしているため、一般にはわからないわけで、この調整により肩こりは改善する。胸骨と鎖骨が前方で関節し、肩峰で(肩関節)停止する。肩関節は後方からきた肩甲骨の先端と関節する。肩甲骨は肩の上端から始まり、三角形で肋骨に付着して胸椎7番で定着する。

肩甲骨の内側に烏口突起と言って、鳥のくちばしの様な突起があり、この突起は鎖骨あたりまででっぱっており、この突起に肩挙筋や大胸筋などが付着し、これを軸にして肩が動く仕組みになっている。胸鎖関節の狂いはこうして背部の広範囲に波及し、肩こりを慢性化させる。変位の方向は、鎖骨が胸骨の前方に変位する。

ごくまれにであるが、鎖骨が後方に変位することもある。まず、仰臥位で指先に引っ掛けた鎖骨頭を軽く持ち上げながら、折り曲げた上肢をゆっくり回転させてやる。痛みが軽減したところで、指先に引っ掛けた状態で鎖骨を持ち上げたままで肩関節の上面を押圧する。一般的な狂いは、鎖骨頭を肩峰にむかい押圧し調整する。

胸鎖関節の調整は二種類あり、上半身の要と言われ仙腸関節と同じく大切な調整法である。腕の起点は肩関節と考えるのが普通だが、奥伝の調整法では、上肢の起点を胸鎖関節部と考える。胸鎖関節~鎖骨~肩鎖関節~下部頸椎~肩甲骨~肩関節~上腕骨という解釈になる。したがって上肢に関する症状だけでなく様々な症状に対して胸鎖関節の調整は重要な役割を持っている。上半身の仙腸関節と言われる所以である。二つのうちの一つの調整法は術者の手根部を患者の胸鎖関節部に引っかかるように当て密着させる。超加動加圧は肩峰部方向にへ僅かな動きで、腰を中心に行う。必ず患者の呼吸をよみ気合を入れること。押し引きに口伝あり。また頸椎の四番と胸鎖関節と肩関節の関係は同一の関係にあると考えられる。

鎖骨の調整法

鎖骨の調整法は胸鎖関節の調整法に含まれる、やっていることは同じようなことをしている様に見えるが目的が違う。胸鎖関節の調整は胸鎖関節の歪み、ズレ、変位を矯正する骨格矯正なのに対し鎖骨の調整は、鎖骨に円運動をゆっくり与えるように調整を行う事によってリンパの流れが活発になり関わりのある筋の拘縮が解け、その後の骨格の調整がが容易になる。従って、全身の筋に影響の多い鎖骨周辺の関節をまず調整しなければならない。続いて背中や下半身に影響のある脛腓関節膝窩リンパ節についても同様で、この二か所を必ず先に調整することにより、その後の骨格の調整がよりやりやすくなり免疫力もアップする大切な調整である。※初めての方は、一時的に微熱が出ることもある。

「奥伝を知る者 極めて稀なり その道は深遠なり」

 

注意事項

いずれの施術も長年の経験が必要となる。

今までの説明で技術を会得するのは極めて困難である。

経験のないものがくれぐれも決して真似をして施術しないように。

一歩間違うと相手の体を破壊する術でもある。

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