股関節痛も骨盤を正せばこんなに楽に!

土台である骨盤が傾いているからどちらかの股関節に負担がかかり痛みがでるのです。

施術方法は、まず患部周辺の筋と筋肉全体を手と竹べらと足の平を活用して揉みほぐし柔らかくすることが先決であり、あたかも大地を耕す要領で揉みほぐしてから施術に入ります。
その後に、骨盤(仙腸関節)を中心に股関節の調整を行います。特に大切なのは股関節の矯正は元より、臀部と下半身の足の平による「ほぐし」が重要で、これは手や肘では行えない奥伝の足技です。

痛みや部位は様々

股関節痛といってもその痛みや部位は様々で、場所的には足の付け根の、前・後・内側・外側でその中でも前と内側(ソケイ部)がほとんどです。骨盤の歪みからくる一時的な痛みはソケイ部に(ギックリ腰の時など)股関節症などもソケイ部の痛みが多く、ごく少数ですが、まれにスポーツなどの外傷で外側が痛む場合があります。
股関節の痛みも骨盤の歪みにより一時的に痛んでいるものはすぐに改善できるので、そんなに深刻な事態ではありません。よく高校生などが部活のスポーツでソケイ部を痛めて来院しますが まず1回で良くなります。
ももの部分からヒザにかけて痛む人もいます。ほとんど女性ですが、腰に痛みが出ていない場合もあります。一番問題なのが、股関節変形症とか股関節脱臼といわれるもので 一般的にほとんどが女性です、当センターにも、この症状の方が常に 数名通院しておりますが、今までに男性は二人しかおらず、しかも そのうちの一人は交通事故によるものが原因でした。

なぜ?女性ばかりなのか?

なぜ?女性ばかりなのか?色々な原因はあるのでしょうが、その ほとんどが、女性の股関節は男性にくらべ出産の関係などで構造上 浅くできでいるのが大きな一つの原因で、赤ちゃんのころの股関節 脱臼、出産の際の骨盤、股関節のズレ、もともと股関節の浅い方 の年齢による筋肉や靭帯の衰えや中には股関節の形成不全など もあります。
股関節症などの場合、改善の一番のポイントは、早期治療です。 当センターなどでは、最近は完全に変形している患者さんはすくなく、 かなり固まっていても改善しています。
60代や70代の女性のかたで、完全に変形してしまったものは、その 変形を当院で改善させることは難しいでしょうが、その代償としてでた 神経痛などの痛みを解消することはできるでしょう。(対処療法になりますが。)
どちらにしても、股関節症などは進行性であり、すぐに痛みが出る場合と かなり時間がたってから痛みが出る場合があります。(足の動きは前からわるい) 5年、10年そのままにして、足の長さが、3cmや5cm違ってしまうこともめずらしく ありません。
ただ患者さんの、お話を聞くと皆さんほおっているわけではなく、レントゲンを撮り 痛み止めをもらい・・・そのまま日々の仕事や生活を続けているのが現状です。
これを読んだ方早期治療をおすすめいたします。